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キネマの神様

こんにちは、シークエンスのfumiです☆

原田マホさんの『キネマの神様』読みました♪
普段文庫小説をあまり読まなかった私が、思わず一気に最後まで
読み切ってしまうほど、引き込まれた作品です!

皆さん、読まれる際はハンカチのご用意を☆

さて、読んだことのない人にちょっと本の紹介を……。

物語は「私」という女性の視点で進んで行きます。
「私」という人物は、39歳独身で、大手ゼネコン会社勤めの課長を
勤めるキャリアウーマン。
この「私」が会社を辞め、入院した父に代わりマンションの管理人の
仕事を任されるところから物語が始まります。

「私」の父、「ゴウちゃん」と呼ばれるその人は、ギャンブル依存症で、
家族や周りに迷惑をかけてばかりの、ダメ親父ですが、そんな彼には
唯一つ、誇れるものがありました。
それは、映画に対する愛とでもいいましょうか……。
うまく言い表せませんが、彼の映画に対する思いは、「私」や、「私」の
会社、そこに勤める人々、そして世界へと発信され、そこで出会った
(ネット上なので出会うという表現にはいささか違和感がありますが)
ローズバッドと、日米の枠を超えた友情を育むまでになっていきます。
物語は、「私」とその父親を中心に(むしろ『私』も父親を囲む人の中の
一部かも)展開していき、周りもそれに影響されていきます。

物語の結末はどうなるのか……それは読んでみてからのお楽しみ♪
多少最後強引なところもありますが、全体的にキレイにまとまっていて、
いい結末だなと私は思います☆

ページが進むにつれ、登場人物が増えますが、どの登場人物もキャラが
埋没せず、うまく引き立っているところに、原作者の才能を感じます。

物語の中に、「私」や「ゴウちゃん」が書く、映画作品のレビューが散り
ばめてあり、思わず映画が観たくなっちゃいますヨ。

みなさん、ぜひ読んでみてください☆☆☆